地球温暖化とは
- 地球の平均気温が上がり、海水面が上昇しているという問題です。
地球温暖化の原因
- 地球温暖化の原因としては、二酸化炭素(CO2)の排出量が増えて、濃度が上昇し続けていることが考えられます。
- 「化石燃料」の使用によって、二酸化炭素などの「温室効果ガス」が増加します。
- 地球温暖化がすすむと、南極大陸の氷が溶けて、海水面が上昇します。
地球温暖化の取り組み
- 地球温暖化を防止するために、二酸化炭素の「排出量」を削減することが必要とされています。
エネルギー消費の転換
- ハイブリッドカーはガソリン車と比べて、同じ距離を走った場合にガソリンの消費量が少なくてすみます(「燃費がよい」と表現します)。これによって、二酸化炭素の排出量を抑えることができます。
- 太陽光発電を導入することは、化石燃料の消費をおさえることにつながります。、
- 「貨物輸送」に鉄道を利用することによって、二酸化炭素の排出量を少なくすることができます。
- 「地産地消」をすすめることによって、輸送する距離が短くなり、二酸化炭素の排出量が削減されます。
国際的な取り決め
- 一人あたりの国民総所得が高い国では、一人あたりの二酸化炭素排出量は多くなるという傾向があります。
- 先進国を中心に、二酸化炭素の排出量を削減する試みが進んでいます。
- 二酸化炭素排出量は、削減義務がある国では減少しています。しかし、その他の国では大きく増加しており、世界全体としては増えています。
- 削減義務がない国々の二酸化炭素の排出量が増加しているので、削減義務がない国々にも削減を義務づけるべきだという考えが広がっています。
- 発展途上国では、二酸化炭素の排出量を削減する試みが進んでいません。
- それは、先に工業が発展し多くの二酸化炭素を排出してきた先進国に、排出量を削減する義務があると考えているからです。削減義務がある先進国との間には、なお経済格差があるので、まだ自分たちは削減義務を負う必要はないと考えるからです。
- 中国とアメリカを比較すると、一人あたりの排出量は中国の方が少なくなっていますが、総排出量は中国の方が多くなっています。これは中国の方がアメリカよりも人口が多いからです。