日本の農業について、海外と比較して確認しておきましょう。
アメリカやオーストラリアとの比較
- アメリカやオーストラリアと比較すると、日本は規模の小さい農家が多くなっています。
- よって、生産費は高くなりがちです。
発展途上国との比較
- 日本の単位面積あたりの生産量は、発展途上国と比べると多くなっています。
- これは、日本は耕地面積1haあたりの肥料使用量が多いためです。
- また、農業従事者1人あたりの農業用トラクターの台数も多く、機械化が進んでいます。
- 1haあたりの農業従事者数も少なくなっています。
日本の農業の問題
- この20年間で、日本の農業就業人口は約4割減少しました。
- また、農業就業者の約7割が60歳以上で、高齢の人の割合が高くなっています。
- 「後継者」不足が日本の農業の課題となっています。
農業政策
- 農業者の経営の安定や所得の増大をはかることが大事です。
- 農業への新規参入をしやすくすることで、農業就業人口を確保することも大事です。
- 国全体の目標として、食料自給率の向上をはかることがあげられています。