19世紀後半、資本主義の急速な発展にともない、欧米の列強は資源や市場をもとめてアジアやアフリカに進出し、これらの地域を( 植民地 )としました。
植民地の影響
- アフリカの国々の国境は直線になっているものがあります。
- これは、かつてアフリカを植民地としていたヨーロッパの国々が引いた境界線を、現在も国境線として使っているからです。
- オーストラリアやかつてのカナダの国旗には、イギリスの国旗が記されています。
- これは、これらの国々が、かつてはイギリスの植民地であったためです。
- アフリカの国々には、公用語として英語やフランス語がつかわれている国があります。
- これは、かつてアフリカを植民地支配していたヨーロッパの国々の言語を使用しているからです。
帝国主義
- 列強が「資源」や「市場」を求めてアジアやアフリカなどへの経済進出を強め、やがて軍事力によって「植民地」を獲得しようとする動きのことを「帝国主義」といいます。