060.世界恐慌

1929年10月、「ニューヨーク」の株式市場の株価の暴落にはじまり、世界中にひろまった経済の混乱を( 世界恐慌 )といいます。

  • 日本の生糸の最大の輸出相手国である「アメリカ」で「世界恐慌」がはじまりました。
  • 生糸の需要が減り、アメリカへの輸出量が大幅に減りました。
  • 生糸の価格が暴落しました。
  • 世界恐慌の影響で、日本は不況になりました。

ブロック経済

  • 世界恐慌に対して、イギリスやフランスは、「ブロック経済」政策をとりました。
  • ブロック経済とは、本国と「植民地」との貿易を盛んにし、その他の国の商品をしめ出す政策です。
  • 高い関税をかけて他国の商品を締め出し、自国の経済を守ろうとしました。
  • 世界中に広がったこの動きに対し、日本やドイツなどは、広い経済圏をもたないために十分な効果をあげることができませんでした。

ニューディール政策

  • アメリカ合衆国は「公共事業」をさかんにして、雇用を増やそうとしました。
  • これを「ニューディール」政策といいます。

ソ連

  • ソ連は「社会主義」の経済だったため、世界恐慌の影響を受けませんでした。
  • ソ連は、「五か年計画」という計画経済を行っていました。
  • ソ連は、世界恐慌の後も、生産量が伸びていました。

選挙権の変化