069.少子高齢社会

高齢社会とは、総人口に占める65歳以上の老年人口が増大した社会のことをいいます。

少子高齢社会

  • 総人口にしめる65歳以上の高齢者の割合が高い社会です。
  • 平均寿命がのびたことを意味します。
  • 出生率は減少した状態です。

(資料のよみとり)

  • (資料から)Y市と比べると、Z町の「15歳未満の人口」の割合は低く、「65歳以上の人口」の割合が高いことが読み取れます。
  • 一人暮らしの高齢者が増えている状況が読み取れます。
  • 老年人口の割合が年少人口の割合より高いことが読み取れます。
  • 総人口に占める老年人口の割合が低く、年少人口の割合が高い状況が読み取れます。
  • 人口ピラミッドは、少子高齢化が進むと「つりがね型」から「つぼ型」に変化ます。
  • 人口ピラミッドから、日本はエジプトと比べ、少子化と高齢化が進んでいルことが読み取れます。
  • 相談件数は減少しているが、高齢者の相談割合は増加していることが読み取れます。
  • 人口密度が低い市町村では、高齢者の割合が高いことが読み取れます。

少子高齢社会の問題

  • 少子高齢化が進むことにより、医療や年金などの社会保障関係費の増加が大きな問題となってきています。
  • 公的年金を支えている世代である生産年齢人口が減少しているのに対し、老年人口が増え、公的年金として支払われた総額が増えているため、負担が大きくなっています。
  • 働き手の数の減少による、税収入の減少も問題となります。
  • 製造業全体と比較して、造船業では50歳以上の割合が高く、高度な技術を継承する40歳代の割合が極端に低くなってきていることが問題となってきています。

政策の目標

  • 高齢者が、適切な医療や、一人一人に応じた介護を受けることによって、心身を健康な状態に保つことができる社会を目指していくことが目標となります。
  • 少子高齢化の進展に対応して、子育てがしやすく、高齢者が健康にいきいきと暮らせる環境をつくることが目標となります。
  • 子育てしやすい環境を整えて人口を増やすことが目標となります。

少子高齢社会への対策

  • 後継者となる人材を集めるため、後継者の募集に取り組む政策が考えられます。
  • 町外から若年層の定住者を増加させることを目的とした政策として、定住世帯への奨励金の支給などがおこなわれています。
  • 高齢者などの、買い物が困難な状況に置かれている人々(買い物弱者)の対策として、商店への無料送迎サービスをしてもらうことがあげられます。
  • 延長保育を実施する保育所の割合を増やすことで、働く人にとって、仕事と子育ての両立がしやすくなります。

→ 効率と公正