資本を小額の（ 株式 ）に分け、これを発行して多くの人々から資本を集めるしくみをとる会社を「株式会社」といいます。この「株式会社」における最高議決機関を（ 株主総会 ）といいます。取締役や監査役などを選びます。
株式会社とは
- 商売には元手（資金）が必要です。
- 資金を集めるためには、銀行からお金を借りるという方法があります。
- また、「社債」を発行して、購入者からお金を集める方法もあります。
- これらは借金ですが、「株式」は違います。
- 「株式」は、お金を出して商売に参加する権利を得ることです。
- 「株式」を購入した人を「株主」といいます。
- 商売が成功して、利潤（儲け）が出れば、「株主」はその一部を「配当金」として手に入れることができます。
- また、「株主」は会社の経営のやり方に対して、いろいろ注文をつけることができます。
- 配当金や発言権は、その株主が持っている株式の、全体に対する割合に応じてきまります。
株主総会
- 株主総会では、会社の経営方針を決定します。
- 株主総会では、役員（取締役・監査役）の選出や解任をおこないます。
- 株主総会では、配当金の決定をおこないます。
株式会社の利点
- 少額の株式にすることによって、たくさんの人から資本を集めることができます。
- 経営に必要な資金を効率よく集めることができます。
- 株式は売買することができます。
- 人気のある株式の価格（株価）は上昇し、これは会社の信用を高めます。
株式会社の注意点
- 商売が失敗した場合、株式の価値はなくなり、出資した（出した）お金を損する場合があります。
→ 労働基準法