「EU」の共通通貨は(ユーロ)です。
経済格差
- 「EU」の加盟国は、現在は27か国です。
- 「EU」の加盟国の間には、「経済格差」があります。
- EUに加盟した時期が早い国は一人あたりの国民総所得(GNI)が高く、遅い国は一人あたりのGNIが低い傾向にあります。
- 国の豊かさは、「一人あたりの国民総所得」であらわします。
- 「国民総所得」とは、その国の人々が、1年間でどれだけの「付加価値」を生産したかをあらわします。
- 「付加価値」とは、「原材料」などを加工して、新たな価値をうみだすことです。
- 「一人あたりの国民総所得」は、おもにアメリカ合衆国の通貨の「ドル」で表されます。
- 日本の「一人あたりの国民総所得」は、40,000ドル前後です。
- ドイツ、フランス、イギリスなどの西ヨーロッパの国々の「一人あたりの国民総所得」は、40,000ドルをこえています。
- 東ヨーロッパの国々の「一人あたりの国民総所得」は、20,000ドル未満です。
企業と労働者の流れ
- 安い賃金を求めて、西ヨーロッパから東ヨーロッパには、「企業」が進出しています。
- 高い賃金を求めて、東ヨーロッパから西ヨーロッパには、「労働者」が移動します。