家計と消費

消費活動についてまなびます。


経済の単位

  • 家計…家庭や個人などの「消費」を営む経済の単位。
  • 企業…企業などの「生産」をおこなう経済の単位。
  • 政府…経済全体の調整をおこなう。

収入と支出

(収入〔所得〕)

  • 給与所得…会社などで働いて得る収入(所得)。
  • 事業所得…農業や商店、工場など、個人の経営者が得る収入(所得)。
  • 財産所得…預金の利子地代などから得る収入(所得)。

(支出)

  • 消費支出…支出のうち、食料費、住居費、光熱費など、生活に必要なものを購入するのための支出。
  • 消費支出の中に「税金」と「貯蓄」は含まれない
  • エンゲル係数…消費支出に対して「食料費」のしめる割合。
  • 一般的に「エンゲル係数」は低所得者ほど「高くなる」傾向がある。

消費生活

  • …商品のうち、形のあるもの。
  • サービス…商品のうち、交通機関、通信、観光、医療などのように、形のないもの。
  • 消費者主権…現代では生産者よりも消費者のほうが力を持っている。このような考え方を「消費者主権」という。
  • 消費者基本法…消費者の利益を守るために、1968年に制定された「消費者保護基本法」は、2004年に「消費者基本法」へと改正された。
  • 製造物責任法PL法製品の欠陥により消費者が被害を受けた場合、製品を生産した企業に被害の救済を義務づけた法律。日本では1995年に施行された。
  • クーリングオフ…訪問販売や街頭での契約などについて、一定期間内であれば、相手側に通知をすることによって契約を解除できる制度。

流通

  • 流通…商品が生産者から消費者に届くまでの一連の流れ。
  • 商業…経済活動のうち、商品の流通を担当する産業
  • 小売業…商品を消費者に販売する。
  • 卸売業…生産者と小売業の中間に存在する。
  • POSシステム(販売時点情報管理〔Point Of Sale〕)…商品の価格や在庫、発注などをコンピューターで管理し、商品の製造や流通において効率化をはかる方法。

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