世界の自然

1.世界の気候

(1) 熱帯

  • 東南アジアや、南アメリカとアフリカなどの赤道の周辺で、1年を通して気温の高い地域を(熱帯)といいます。
  • この地域にある森林を(熱帯雨林)といいます。
  • 熱帯で、乾季と雨季があり、草原が広がる地域を(サバナ)といいます。

(2) 温帯

  • 日本のように、四季がある地域を(温帯)といいます。
  • ユーラシア大陸の東側では、(季節風(モンスーン))が吹きます。
  • 季節風は、夏は海から大陸に吹き、冬は大陸から海へ吹きます。
  • そのため、夏の気温は高く、冬の気温は低くなります。また、1年を通して雨が多く降ります。
  • ユーラシア大陸の西側では、(偏西風)が吹きます。また、海には、(北大西洋海流)が流れています。この海流は、赤道から流れてくる(暖流)です。偏西風は、海から暖かい空気を運んできます。
  • そのため、ヨーロッパは、緯度が高くても暖かくなります。
  • イタリアなどの(地中海)沿岸の地域では、夏は気温が高く、雨は少ないです。そして、冬は温かく、雨が降ります。

 

(3) 乾燥帯

  • 1年を通して雨が少ない地域を(乾燥帯)といいます。乾燥帯の多くは内陸部にあります。
  • さばくのまわりにある、雨が少ない草原を(ステップ)といいます。

(4) 冷帯(亜寒帯)

  • 夏は気温が高く、冬の寒さがきびしい地域を(冷帯(亜寒帯))といいます。
  • ユーラシア大陸の北部、北アメリカ大陸の北部、そして(北海道)の気候は冷帯です。

(5) 寒帯

  • 北極海の周りや南極大陸のように、1年を通して気温が低い地域を(寒帯)といいます。
  • 寒帯で、夏は地表の氷がとけて、こけ類が生える地域を(ツンドラ)といいます。

(6) 高山気候

  • 標高が高くなると気温は低くなります。このような気候を(高山気候)といいます。

2.造山帯

  • 日本列島、アンデス山脈、ロッキー山脈などは(環太平洋造山帯①)に属しています。
  • ユーラシア大陸の南部から、ヨーロッパにひろがる造山帯は(アルプス=ヒマラヤ造山帯②)です。